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February 23, 2005

ラチとらいおん

世界でいちばん弱虫なラチ。
ある日、彼のところにやってきたライオンのおかげで
いつのまにか弱虫じゃなくなってました。

この本、ちょもは大好きなんですよね~。
今まで何べんも何べんも図書館で借りてきました。
そういえば、ちょもは少しラチっぽいところがあるかな?

この絵本のあらすじは、
「とても目新しいわ~」っていう類のものではないと思うんです。
どちらかというと、この手のお話はよくあるんだと思うんですよね。
じゃあ、たくさんある類似品の中で
この本がこどもにうけてきてるのはなぜなんでしょうね?

私は、この本がどこか毅然とした感じがしていて、
その毅然とした感じが、
ストレートに子どもをゆさぶってるんじゃないかと思っています。
どういうところが毅然としてるかというと
まず、絵がすごい!
表紙なんてバックは黒なんですよ~。
背景を書き込んでいないので余白もたっぷり。
絵もシンプルだし。
話もドラマチックにライオンが現れたり、
ラチが強くなったり、周りが盛り上げたりしないんです。
淡々とストーリーを追ってるんです。
この思いっきり子どもに媚びない感じが
毅然としてる感じをかもし出してるんですね。

ジルケ人形というお人形がいます。
このお人形、子どもの心の友になるのにとってもいいって
いわれてるんです。
「友」っていう割には、顔なんか無地表情で
あまりフレンドリーな雰囲気ではないんです。
でもその無表情さが逆に子どもが自分のいろいろな気持ちを
投影しやすいんだそうです。
ラチの毅然とした感じがいいのも、
ジルケ人形がいいのと同じなんではないでしょうかね。

さてさて、リピート率の高いこの本
そろそろ買ってあげたほうがいいのかなって思う今日この頃です。

「ラチとらいおん」   
福音館書店 世界傑作絵本シリーズ―ハンガリーの絵本
マレーク・ベロニカ,作・絵/とくなが やすもと訳

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