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March 25, 2005

つくも神

今すんでるところの図書館は、正直言って「しょぼい」図書館です。
本も建物も古いし、棚と棚のスペースは狭いし、
蔵書も満足のいくものではありません。
図書館が普段の行動範囲の中にあることは
引越し前から確認済みで、とても楽しみにしていたので
あまりに使えない図書館にちょっとがっかりしたりもしました。

でも、すめば都!で、最近ではその図書館の使い方を心得てきて
だいぶ、愛着が湧いてきました。
欠点をあげればきりがありませんが、前よりよくなったことが一つあります。
それは、こどもの本コーナーが別棟になっていて、
そこにちゃんと貸し出しカウンターがあることです。
お陰で、こどもが気軽に絵本のことを聞きやすいんですよね~。

たとえば、ぷーちゃんは、本を借りるとき、
あらかじめ読みたい本がきまってると
「~って本はありますか?」ってカウンターできいたりします。
自分で探すと意外と探しきれなかったりするんですよね。
でも、聞くと確実に見つけてもらえます。
なければ、予約までしてくれています。
そんなことは司書さんにはあたりまえの仕事なんでしょうけど、
大人も一緒に使うようなおおきくて忙しいカウンターだと
こどもはなかなかゆっくり司書さんに話し掛けられないんですよね。
読みたい本に出会いそこなわないので
ぷーちゃんの読書欲はますます盛んになってます!

この「つくも神」はやっぱりぷーちゃんが自分で司書さんに
お願いして探してもらって借りてきました。
「今月のおすすめ」に載っていた本を
「これが借りたいんだけど~」ってお願いしにいって借りてました。

ぷーちゃんはつくもを「つくば」と勘違いして、
この本はがまの油のお話だと思って借りてきたのですが
(確かに表紙に蛙の絵がかいてあるし・・・)
勘違いのお陰でとっても素敵な本に出会えました♪

「つくも神」とは、
古い道具に魂が宿って動けるようになった神様なのですが、
その神様の不思議な感じがまずいいんです。
それから、登場人物たちはちょうど
思春期にさしかかった年齢のこどもで
その子たちの描きかたがまたいい!
作者の伊藤遊さんは前から
一度読んでみたいと思ってる作家だったんだけど
評判にたがわないいい作品をかいてました。
この本はぷーちゃんがもう少し大きくなって悩める乙女になったころに
また読んで欲しいなー。

「つくも神」
伊藤遊 作/岡本順 絵 ポプラ社

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